障害者歯科って?
歯医者はムリ
そう思っていませんか?
治療の椅子に寝転んで、口を開けて、器具が口に入って、刺激的な音や味がして……
歯科医院には「非日常」がいっぱいです。
一般の方でも歯科が苦手な方はたくさんいらっしゃいます。
「椅子に寝ることができるだろうか」
「上手に治療できるだろうか」
「動いてしまうんじゃないか」
「断られるんじゃないか」
不安や心配は尽きないことでしょう。
そんな方のために障害者歯科は存在します。
さまざまな障害や苦手なことを理解し、
ひとりひとりに合わせた治療をおこないます。
当院には日本障害者歯科学会認定医が在籍し、
障害者歯科の経験は10年以上です。
すべての方の健康のために、
きっと何かお役に立てることがあると思います。
ぜひ一度ご相談ください。
どういった人が対象になる?
障害というと、知的障害や身体障害などが思い浮かぶかもしれませんが、障害者歯科では、何らかの理由により一般の歯科医院では上手にあるいは安全に治療が受けられない方が全てが対象です。
たとえば……
待合室や診療室で騒いでしまって迷惑をかけてしまう
治療の必要性が理解できず、上手に診療を受けられない
からだが緊張したり動いたりしてしまって、姿勢が安定しない
以前の治療がトラウマで恐怖心がぬぐえない
口に器具が入ると吐きそうになる
どんな配慮をしてもらえる?
障害や苦手なことを理解し、それぞれにあわせた治療の進め方を一緒に考えます。
- 苦手な物事に対して、少しずつ慣れてもらうよう練習をする
- 治療の順番や見通しがつくように、絵カードを利用する
- 姿勢に合わせてクッション等を使用する
- 不意に体が動いてしまわないようにコントロールする
- 薬剤を使用して、リラックスして治療が受けられるようにする
(笑気吸入、静脈内鎮静、全身麻酔など)